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アジア児童青年精神医学会への参加 in Kyoto


こんにちは。先日はすごい豪雨でしたね。みなさんが無事であることを願っています。


私は5月の末に、アジア児童青年精神医学会という国際学会に参加してまいりました。去年のブログにあるドバイでの世界大会と同じ系列で、今回はアジア大会が日本の京都であったのです。


私が大学のほうで進めている新しい研究、アジアの日本人学校のためのメンタルヘルスに関するポスター発表をしてまいりました。


全体を見渡すと、ADHD(注意欠如・多動症)に関するペアレントトレーニングなどが多かったように思います。


このほか、摂食障害についても少なくない印象でした。


ADHDの特性を持つ子どもは自分ではどうしようもない衝動性や不注意について、小さいころからたくさん怒られる経験をします。

一方周囲の大人側としても、何度も繰り返し同じことをするので、どうしても叱ってしまいやすくなります。

そんな時に親子で一緒にとりくめるペアレント

トレーニングはとても有用です。当オフィスでも今後、メニューを組んでいきたいなと

思いました。


またデジタルコンテンツの利用したメンタルヘルスの研究もちらほらありました。

世界中、いろいろな国で色々な環境がありますが、ほとんどの人がスマートフォンを持っていることは確かなようです。なので、このスマートフォンをつかって、手軽に困りごとをケアするという研究もありました。とても良いと思います。病院や相談機関にすぐいけなくても、専門性の高いコンテンツがスマートフォンでとりあえず手に入り、取り組めるのであれば、どうしたらいいのかわからない!という方が少し減るのではないかと思っています。


私も当オフィスでよりよいカウンセリングやコンテンツを提供できるように、もっとがんばりたいと思います。


写真は会場にいた鹿です。なぜかいました。

下の写真は貴船神社の新緑です。同行した研究員の方が撮ってきてくれました。私は行ってないのですが、癒しのパワーをもらいました。







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